カテゴリー別アーカイブ: 算数

小学校算数 授業実践講座

わり算(3 年生・4 年生 ~ひっ算についても~

「クッキーが 35 こあります。5こずつ分けると一人分は何こになりますか?」

子どもたちと問題づくりをすると,上のような問題を作ってくる子がいます。

わり算の学習をするときに,等分徐から始めます。すると子どもはわり算は一人分を求めるのだなと思ってしまうことがあります。式の答えは出てもそれが何なのか。

高学年になって,単位量あたりの学習,割合の学習でそのわり算を使うとき,なにを求めているのかわからなくなってしまいます。また,「どっちでどっちをわるの?」と困っている子もいます。

(いくつずつ)×(いくつ分)

というかけ算の意味をしっかり子どもたちと考えていくことが大切です。

子どもたちが一番苦手とする学習です。そして,4年生,5年生,6年生と学年が上がるにつれて使うことが多い計算です。

今回は,小さなステップで少しずつ問題解決できるようなプランを紹介します。
忙しい中ですが,みんなで集まって元気の出る会にしましょう。

とき:2023年5月17日(水)18:30~20:00

内容:3年生、4年生わり算
場所:福岡市教育会館中部事務所(地図
提案者:高濱 俊雄 (福岡県教育研究数学分科会共同研究者)
 

小学校算数 授業実践講座

いくつといくつ

たし算とひき算

~指を使わないでも~

たすってどんなこと?
引くってどんなこと?

おとなにとっては当たり前のことです。
子どもたちにとっては普段考えたことのないことでしょう。
だから,「おもしろそうだなあ」と思えることが大事だと思います。
2学期のくり上がりのあるたし算,くり下がりのあるひき算と続く大事な学習です。
5年生や6年生になっても隠れて指を使っている子もいます。
子どもたちが苦労せずに初めての出会う計算の学習をスムーズに進める学習を提案しま
す。
忙しい中ですが,みんなで集まって元気の出る会にしましょう。
とき:2023年4月19日(水)18:30~20:00
場所:福岡市教育会館中部事務所(地図
提案者:高濱 俊雄 (福岡県教育研究数学分科会共同研究者)

小学校算数4月の講座

小学校算数 授業しゃべり場

いちねんのまとめをしましょう

いよいよ学年末です。1 年間のまとめをと考える時期です。
あわただしくてじっくり取り組めなかった単元,図形って苦手だよな、など振り返ってみませんか。
ここを重点的にまとめたいと思われることがありましたらご相談ください。
みんなで知恵を絞って解決策を考えましょう。

受け持ちの学年の授業,毎日悩みますね。
発問や作業のさせ方,板書の仕方,発言の仕組み方,授業の中での仲間作り,ノートのとらせ方・・・
そんなあなたの悩みにワンポイントアドバイスができればと考えています。
この日でなくてもいつでも相談にのります。
新任研で疲れている若い先生方,どうしたらいいかわからない講師の先生へ紹介してください。

とき:2023年2月8日(水)18:30~20:00

場所:福岡市教育会館中部事務所(地図

詳しくはこちら

 

小学校算数 授業実践講座

 たま〜に出てくる、図形の単元。新しい言葉。新しい意味。

よくわかんない。しばらくすると忘れてしまった。という単元です。

四角形、三角形、長方形、正方形、直角三角形ということばをこの前覚えたばかりだというのに…

「はこのかたち」(2年)「直方体と立方体」(4年)

2年生も4年生も最後の単元です。

この学習では新しい言葉がたくさん出てきます。

その言葉をしっかり理解し身につけるには、自分で形を作ったり、触ったりすることが大切です。

どこが「面」なのか「辺」なのか「頂点」なのかさわって実感させたいですね。

教科書の学習では不十分な作業的・体験的な活動を中心に学習を展開します。

子どもたちに,図形学習のおもしろさや図形の不思議さに気付かせ,意欲的に学習させるプランを紹介します。

とき:2023年1月11日(水)18:30~20:00
場所:福岡市教育会館中部事務所(地図
 

授業しゃべり場・小学校算数

2学期の学習が終わりに近づいています。
大切な学習がありました。
子どもたちは楽しく学習していますか?
やった!わかった!っと目を輝かせていますか?
まとめの時期にドリルをがんばる気力を残していますか?
あわただしくてじっくり取り組めなかった単元,図形って苦手だよな,など振り返ってみませんか。

ここを重点的にまとめたいと思われることがありましたらご相談ください。

みんなで知恵を絞って解決策を考えましょう

とき:2022年11月30日(水)18:30~20:00
※この日以外でもご希望の日時と内容をお知らせください。
場所:福岡市教育会館中部事務所(地図
 

授業を作ろう「3年 円と球から図形学習の話」小学校算数

子どもたち,コンパスが上手に使えていますか。

コンパスは円をえがく時だけでなく,三角形をかく時にも使いますよね。

子どもたちは,フリーハンドでかいた丸,卵の形,楕円,円(平面上で,ある定点から等距離にある点の集まり)どれも丸い形と考えています。

円が分かってコンパスを上手にしてやりたいですね。

また,子どもたちはコンパスを使うとき,上手に手首をくるっと動かすのが苦手です。

楽しんで理屈が分かってたくさんコンパスを使おうという意欲につながるプランを紹介します。

そして,図形学習について。子どもたちにとってはたまーに出てくる学習。

そして新しくて身近でない算数の言葉が次々と出てきます。

次の学年になったときには「ならったかいな?」となって,ますます生活から遠い存在

になっていませんか。

そんな学習の工夫の仕方を話し合いましょう。

とき:2022年10月19日(水)18:30~20:00
提案:高濱俊雄(教文研)
場所:福岡市教育会館中部事務所(地図

詳しくはこちら

小学校算数実践講座1〜3年「数」

楽しく学ぼう 算数1〜3年「大きい数」

たくさんあるものを数えるとき、子どもたちは1・2・3・・・と数えます。数字はずっと続くものなのです。

教科書には10こを丸く囲って数えるようになっていますが、子どもたちには何のために囲うのか必要感はありません。

そんなこどもたちに10ずつまとめると便利、わかりやすいと実感させる必要があります。

10ずつにしなければならない場面を作り、楽しみながら学習していくプランを提案します。(1年生)

位取りの学習に有効な道具として、手作りカウンターを紹介します。これを使うことによって、何のくらいなのかを意識しながら学習を進めていくことができます。(2年生)

また、テーマとはちょっと違うけど「今困ってる」「こんなこと聞いてみたい」「子どもたちが楽しく学んでない」ということがありましたら、いつでも相談ください。

日時 6月15日(水)18:30〜
場所 中部事務所(地図)
内容 1〜3年生 数
提案者 高濱俊雄(市退教)

詳しくはこちら小学校算数「数」

小学校算数実践講座4年「角の大きさ」

楽しく学ぼう 算数

4年 角の大きさ・・・

図形の学習はたま〜にしかでてきません。子どもたちもなんとなく「ならったかなあ。」「そんなんおぼえとらん」と思っていたり、図形の名前や、算数用語が次々にでてきて・・・「さっぱり」とか思っていいたりしていると思います。

覚えているとしても、3年生で学習した円からつくられる正三角形や二等辺三角形の中にあるものだけが「角」ではないんです。

教える私たちがきちんと教える系統を理解しないで教科書をただなぞるだけでは、わからないことはどんどん増えていきます。

こんな状況にちょっとくふうをしてみませんか。

「角」ってなあにを実感して学習することができるプランを紹介します。

教科書の中の「角」ではない、目の前にある「角」を意識して学習すると子どもたちの学ぶ気持ちが変わってきますよ。

そして、「絶対(ちょっと誇張)分度器の使い方わすれません。」という方法を伝授します。

日時 5月18日(水)18:30〜
場所 中部事務所3階会議室
内容 4年生 角
提案者 大浦寿雄(横手小)

くわしくはこちら→小学校算数4年「角」

 

授業を作ろう「かけ算」2年生

子どもたちは覚える気満々!でも,6・7・8の段 苦手ですね。ヤル気マンマンのうちに7の段から学習してみると…
ずつ探しをして,意味が分かって覚えることができます。そしてみんなかけ算名人に!そんな提案をします。

210922小学校算数・授業を作ろう「かけ算」2年生

日時:2021年9月22日(水)18:30〜
場所:中部事務所3階会議室(福岡市南区向野2丁目8−30)
提案者:高濱圭子(市退協)

2学期が始まり,忙しい中お疲れ様です。

教文研小算部では9月1日に「7の段から始めるかけ算」の講座を予定していましたが,福岡県が緊急事態宣言対象となりましたので,予定を延期して9/22に実施することといたしました。なお,感染の拡大がみられたり宣言の延長があったりした場合で,10月の講座が可能な場合はそこで一緒に実施ということも含めて考えます。

会場を中部事務所3階の会議室(広い部屋)とし,手指消毒,換気,マスク着用に気を付けて実施します。

学習の予定をたてられるうえで早く資料が必要であれば連絡をいただければ資料を送ることもできます。ご迷惑をかけますがよろしくお願いします。

講座についてのお問い合わせは、福岡教育文化研究所092−631−4621

授業を作ろう低学年「数」

遠足で行った植物園への階段(250 段)。

上り始めるとほとんどの子が「1・2・3…」と数え
だしました。でも,みんな途中であきらめてしまいました。10段ずつ指を折って数えた子は一
人。

子どもたちにとって数とはどんなものでしょう。1-2-3-と紐につながって続いているようなものなのでしょうか。

10 こずつ詰める,10ずつ束ねる。「10 まとめるとわかりやすい。便利だ。」と実感できる体験をして,子どもたちは知っている数が十進構造であることを理解していくのではないでしょうか。

今回の講座では,子どもたちが10 ずつまとめていく場面,10ずつまとまったものがいくつという活動を通して10ずつまとめるとわかりやすい。数にはバラの数と,10にまとまった数があるということを体験を通して学ばせるプランを提案します。

日時:2021年6月16日(水)
場所:中部事務所3階(福岡市南区向野2丁目8−30)地図
提案者:高濱俊雄(市退教)

★感染対策を十分して開催します

詳しくはこちら→授業を作ろう低学年「数」